昨日投稿『増福寺』観音堂の裏山には、昔より八幡山と呼ばれ丸い石を御神体とする「八幡社」が祀られていました。
『増福寺』は昔、八幡山放生院ともいわれ、八幡太郎源義家の伝説が残されています。

『増福寺』境内て祀られている「八幡堂」
『増福寺八幡縁起』によると、九百年ほど前、源義家が奥州後三年の役の帰りにこの近くを通った説があります。
大雨で荒れた多摩川を渡ろうとして祈っていました。
すると、突然不思議な雲が現れ川の流れを穏やかなにしました。
源家は、この川を渡り雲の方へ行ってみると、そこに神社がありました。
そこは昔『増福寺』の観音堂の裏山で祀られていた「八幡神社」です。
源家は、そこに軍の無事を祈って白羽の弓矢を納め、この村が末永く栄えるようにと願い都へ帰りました。
【八幡堂】
『八幡堂』は、1970年(昭和45年)に地蔵堂として建てられました。
1990年(平成2年)に地蔵堂のお地蔵様を境内の「観音堂」へ移し八幡山の八幡様を入れ
【八幡堂・扁額】
KATG事務局
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天台宗寺院 茂岳山観音院
『増福寺』
「八幡堂」
【所在地】
〒213ー0022
川崎市高津区末長2丁目34番8号
【交通】
JR東日本・南武線「武蔵溝ノ口駅」
東急電鉄・田園都市線「溝の口駅」より
南口5番バス乗り場
東急バス溝口22「蟹ヶ谷」(新作・千年・子母口住宅前)「末長」停留所下車 徒歩約7分
東急電鉄・田園都市線「梶ヶ谷駅」下車
徒歩約10分
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