昨日投稿、天照大御神宮『久本神社』
裏山の防空壕から右側の道路を歩いて行くと
『久本横穴墓群』があります。
1994年(平成6年)急斜面地崩壊対策事業による発掘調査が実施されました。
事前に確認されていた10基の横穴墓のうち4基を対象としていたものでしたが、調査の結果このうち3基は防空壕と判明しました。
しかし、未確認の横穴墓が6基確認されたため、合計7基の横穴墓を発掘調査しました銀象。
6号横穴墓の奥壁に線彫画が発見されました。
3号横穴墓の出土直刀の内1本に喰出鍔部分と柄頭嵌が施されていました。
7号横穴墓から造付石棺を検出。
「調査対象に対象外に存在する横穴墓の墓道から埴輪片が数点出土」
「いずれの埴輪も『久本横穴墓群』に伴うものではなく、横穴墓の上部にある、埴輪を持つ高塚古墳から流れ込みと推測できますが、現在の所は高塚古墳の確認はされていません。」とあり、久本古墳のことと思わます。
崖には、しっかりと固定された『久本横穴墓群』レリーフが彫られています。
中央の壁には、激しく落ちる滝のレリーフが彫られています。