『仲堰跡』石碑
小田急電鉄「柿生駅」方面
片平川沿いの川崎市麻生区片平7丁目10番・付近には昔、「仲堰」と呼ぶ堰がありました。
概ね五町五反歩の水田に灌水をして農民生活を支えた取水口でした。
昔からこの堰のために、どれだけ多くの農民の方々が知恵と努力を重ねたことが..。
笹を束ねて拵える時もあり、一夜の台風災害により流失したこともありました。
時代の流れとともにコンクリート造りとなり農民が多角的に転換し、水田埋立が盛んに行われ近年、片平川の改修工事により堰が撤去されました。
昔の方々が堰のために、血の滲むような知恵と苦労を重ねて守り続けてきたかと想いと、感謝の意を表し、次世代に引き継がなければならない次第です。
片平川沿い多摩線「黒川駅」方面
『仲堰跡』石碑
地図
KATG事務局