
「土地改良の石碑」
黒川上土地改良地区
〔解説〕
黒川上土地改良地区は、川崎市の最西北部に位置する農業振興地域です。
都市近郊農業地帯として立件条件に恵まれた地域ですが、北側・西側・南側の三方を多摩丘陵に囲まれ通称∶谷戸田と称される水田とその周辺の畑地よって地区が形成されていることから、地区の道路幅員が狭く農作物、生産資材の搬入搬出など農耕車の利用に不便をきたしていました。
また、谷戸田であるため高低差があり区画が狭くかつ作業効率も悪く機械化の導入も困難な状況であったため基盤整備が望まれてしました。
このため、土地改良総合整備事業などによる圃場の区画整道、用排水路、暗渠排水路の整備や第二次農業構造改善事業による温室や集出荷場兼機械格納庫の建設などにより農業生産性の向上、農業経営の安定化を図ることを目的として建設計画されました。(碑文より)
豊かな自然の農業振興地域
黒川上土地改良地区より「稲架(はさ)掛け」の風景をお届け致します。
天日干し(太陽光線)と自然風を浴びる稲
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