2023年07月30日

《川崎市多摩区》〜菅の六地蔵の伝承〜Part1「樋口(とよぐち)第一地蔵様」「島口(しまぐち)第弐地蔵」

JR東日本「川崎駅」から埼玉県の西武鉄道「所沢駅」付近までを結ぶ府中街道
川崎駅付近から西方向へ向かい、川崎市多摩区生田から同区菅馬場に入ると、歩道上に六ヶ所、別々の所に菅の六地蔵が祀られています。
菅の六地蔵は、古く菅村の馬場の代官屋敷に祀られていましたがある時、山崩れにあってしまい屋敷もろとも埋まってしまい、そのまま放っておかれていました。
ところがしばらくして..
村内に子どもの疫病が流行し、それは六地蔵を埋まったままにしておくからだという噂が広がりました。
村民は、協力し地蔵を掘り起こし、6体別々の所に建てて供養をしたところ、病気の流行はおさまりそれ以後、村民は六地蔵を厚く信仰するようになったと近年になって一般に広まった伝承が語り継がれています。

菅の六地蔵を3日にわたり解説とともにお届け致します。

川崎市多摩区菅3丁目13番地
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東京都稲城市と川崎市多摩区の境
歩道上に祀られている
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樋口(とよぐち)第一地蔵様
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両手で仏具の1つである柄香炉(えごうろ)を持っています。可愛らしいよだれかけで祀られています。
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JR東日本「川崎駅」方面
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続いて..
府中街道 反対側の歩道上
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島口(しまぐち)第弐地蔵様
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合掌をしている姿です。
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地蔵とともに祀られている馬頭観音
綺麗なお花が丁重に祀られています。

KATG事務局




posted by KATG事務局 at 22:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする