2023年02月02日

《川崎市多摩区》日常生活の中で、ひっそりと道端に祀られている『馬頭観音』菩薩とは?

川崎市の全域で日常、よく道端で見かける石像や石碑の中で『馬頭観音』菩薩が祀られています。
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川崎市多摩区南生2丁目27番22号
ゴミ集積所の上
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『馬頭観音』とは..
ヒンドゥー教の最高神・ビシュヌが馬の頭に、
変化して敵を倒したとされる神話を起源とされています。
他の観音様は、女性的な美しい表情が多いですが『馬頭観音』は、憤怒の形相で現され『馬頭明王』と呼ばれることもあります。
怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、馬が草を食べるように、煩脳を食べつくし災難を取り除くとされています。
六観音の1つと教えられ、蓄生道を迷う人々を救済します。
また、家畜の安全と健康を祈ったり、旅の道中を守る観音様として信仰されました。
昔は、武家や農民にとって馬は、生活の一部となっており、馬を供養する仏として信仰されました。
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『馬頭観音』菩薩のご利益は、無病息災 動物救済 厄除け 旅行安全にご利益があるとされています。

KATG事務局
posted by KATG事務局 at 21:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする