天台宗寺院 清水山満財寺
【無量院 本堂】
【無量院 山門】
山門 左側に設置されている
〜川崎市歴史ガイド〜
夢茅ヶ崎と鹿島田ルート〜
「無量院と小倉池の伝説」解説版
解説版(拡大)
無量院の北西には、今日の小倉緑道に沿って昭和30年頃まで広さ約9ヘクタールの細長い帯状を呈する小倉池がありました。
昔、正月14日、小倉池の緑に生える柳の枝を切ってきて、繭(まゆ)型の団子、繭玉をさし、大黒柱に飾る風習がありました。
この柳の枝を切り損ねて落とした鉈を拾おうとして池に落ちてしまったお爺さんの伝説があります。当人の法事の最中、龍宮から元気に来たのですが、約束を破って玉手箱を開けたために死んでしまいます。
中に入っていた小さな観音さまと龍の鱗(うろこ)は、無量院のそれぞれ、ご本尊の退内と常明燈に納められたそうです。
現在、これにちなむ龍燈観音があり、午(うま)の年(十二年毎)に御開帳があります。
また、無量院の本堂脇にある
【庚申塔(石燈籠)】
解説版が設置されています。
【石燈籠】
石燈籠は、六地蔵信仰と庚申信仰を兼ねた大変珍しいものです。
寛文元(1661年)に造られ、庚申塔としては川崎市内最古のもので、川崎市の指定文化財となっています。
山門 右側
【清水山 無量院石碑】
【石碑】
山門 左側
【龍燈観音碑】
【石碑】
【山門 扁額】
【手水舎】
Facebookでは、『無量院』境内より2つの動画を投稿しています。
後編へ続く!
KATG事務局