
川崎市幸区鹿島田1丁目

JR東日本・南武線のフェンス越しに設置されている解説碑


二ヶ領用水の解説碑と

我が国初の公営工業用水道水源
=稲毛・川崎二ヶ領用水余剰水取水.跡
平間浄水場(現∶川崎市上下水道局平間配水所)解説碑
平間浄水場(現∶川崎市上下水道局配水所)は、我が国初の公営工業用水道事業の浄水場として設立されました。
そのきっかけは、昭和初期の工業勃興期、臨港部での過剰な地下水くみ上げによる地盤沈下が問題となり、その対策として代替水源確保にありました。
近くの鹿島田地内(川崎市幸区)を流れる稲毛・川崎二ヶ領用水の余剰水着等1日7,000立方メートルを取水し、鹿島田、川崎市中原区木月及び北加瀬のさく井の15ヵ所から地下水1日5,4000立方メートルの水源をもって建設されました。
竣工は、昭和14年(1939年)7月で、当所ほ、平間水源管理所と称していました。
平間浄水場は、JR東日本「鹿島田駅」と「平間駅」のほぼ中間地点の川崎市中原区上平間1688番地に位置しており、設立から今日まで工業用水道専用の施設として、川崎市の臨海部 京浜工業地帯に産業の血液ともいわれる工業用水を安定的に供給し続け我が国工業の発展に寄与してきました。
解説碑より

当時の取水扉開閉装置

現在の取水開閉装置

当時の用水擁壁に設けられた取水口

現在の用水取水口には、何故か?
神社の鳥居が設置されています。

綺麗に整備された歩道はベンチが設置され散策スポット!になっています。
Facebookでは、二ヶ領用水と我が国初の公営工業用水道水源 =稲毛・川崎二ヶ領用水余剰水取水.跡 平間浄水場(現∶川崎市上下水道局平間配水所)解説碑と現在の取水動画を投稿しています。
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