2022年09月26日

《川崎市高津区》秋のお彼岸の頃に開花することにちなんだことが花の名前の由来 南武沿線道路.脇に咲く『彼岸花』

夏の終わりから秋にかけて咲く『彼岸花』
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川崎市高津区下作延6丁目
南武沿線道路.脇

川崎市でもこの時期、道端やあぜ道などに咲いています。
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高さ30cm〜50cmの長い茎に大きな花がポッンと咲く『彼岸花』は、ヒガンバナ科・ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草で球根植物です。
『彼岸花』の大きな特徴は、一般的な花と少し違うその生態。
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『彼岸花』は、球根から花が出て、その花が枯れた後に葉が成長します。
だから..
葉がない状態で花が咲いているのです。
花と葉を同時に見ることが出来ないことから「葉見ず花見ず」と言われ、昔の人は恐れをなしたと言い伝えられています。
実は、冬から春にはちゃんと葉が繋がり花をつけない寒い季節にしっかり栄養を球根に貯えているのです。
多くの植物は、春に芽を繁らせ秋に枯れますが『彼岸花』はその逆。
冬に葉を繁らせ春に枯れ秋に花を咲かせるのです。
赤色の『彼岸花』の花言葉は..
情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出・想うはあなた一人・また会う日を楽しみに

情熱は、赤をイメージする言葉ですが..
亡くなった人を偲び、別れを連想する言葉が多いようです。

さらに歩道では、
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『彼岸花』の後方には、オシロイバナ
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『彼岸花』とつぼみのオシロイバナの風物詩も。

Facebookでは、川崎市高津区の南武沿線道路.脇に咲く『彼岸花』動画を2つ投稿しています。

KATG事務局
posted by KATG事務局 at 23:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする