2022年09月03日

《川崎市高津区》地元へ命の水を引き込むために費やした様々な苦労の痕跡 旧.平瀬河川敷『中原堰』説明版

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川崎市高津区溝口1丁目16番地
(総合高津中央病院.南側)
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アスファルトに舗装された道は、旧.平瀬川河川敷です。

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 『中原堰』

川崎市宮前区及び高津区を流れる一級河川。
多摩川水系の自然河川の平瀬川
江戸時代、平瀬川が現在の中原区へ農業用水を引くために『中原堰』と呼ばれる施設が東急電鉄「溝の口駅」から約200mの総合高津中央病院.南側のところに作られました。
ここから、取水された農業用水は、新城、下小田中、上小田中の農地を潤しましたが..
水田の減少と共に川も荒廃しやがて姿を消しました。
川崎市が、この場所に自転車駐輪場を作る計画の時この『中原堰』の保存を要望する郷土愛好家のグループの皆様方の声に応えて『中原堰』を壊さずにそのまま埋め戻して
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その上に解説版が2008年(平成20年)3月に高津区役所によって設置されました。
『中原堰』は、
       〒213ー0001
    川崎市高津区溝口1丁目16番地
     (総合高津中央病院.南側)

高津区に存在するのですが、大正時代には中原の人々の手により
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立派なコンクリート製のものに改修されました。
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現在、自転車駐輪場となっているこの場所に『中原堰』を埋めて保存してあります。
次世代に引き継ぐ、地元へ命の水を引き込むために費やした様々な苦労の痕跡です。

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Facebookでは、旧.平瀬河川敷『中原堰』説明版動画を投稿しています。

KATG事務局
posted by KATG事務局 at 17:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする