2022年07月08日

《川崎市中原区》地域の宝〜宮内歴史ガイド〜part8『道標 羽黒講』(みちしるべ・はぐろこう)

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川崎市中原区宮内2丁目 府中街道
歩道の一角に建立されている『道標 羽黒講』(みちしるべ・はぐろこう)

ご先祖の霊を供養する山
そして、農耕の恵みをもたらす山と伝わる出羽三山(でわさんざん)を信仰する『羽黒講』が川崎市中原区宮内にもありました。
付近の「春日神社」の弐つの鳥居の右台座には、
「羽黒講」という文字が刻まれています。
この鳥居は、もとは「東樹院」の右隣りにあった
「八坂神社」のものです。
「東樹院」は「八坂神社」の別当寺であり境内には、「羽黒講」の供養塔が祀られています。
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〜宮内歴史ガイド〜『道標 羽黒講』(はぐろこう)
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「解説版」
左側下には、QRコードが取り付けられています。
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〔解説〕
この道標は、府中街道から「八坂神社」と「東樹院」へ入る案内塔として文政12年に建立されました。
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正面には、羽黒山の本尊である
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(拡大)
聖観世音菩薩(せいかんぜおんぼさつ)
東方面は、
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大師河原(川崎市川崎区)
西方面は、八王子(東京都)
という案内表示が確認でき、この道標を建立された原次二郎兵衛(はらじろうべい)という人物の名前も確認することができます。
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次世代を超えて令和の時代も地域の宝として『道標』となっているような情景です。
            続く!
            
Facebookでは、『道標 羽黒講』(みちしるべ・はぐろこう)動画を投稿しています。 

撮影協力 中原歴史ガイド委員会 様
KATG事務局
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          地域の宝
        〜宮内歴史ガイド〜
          part8
『道標 羽黒講』(みちしるべ・はぐろこう)
【所在地】
〒211ー0051
川崎市中原区宮内2丁目18番
            に建立しています。
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posted by KATG事務局 at 08:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする