二ヶ領用水『家内橋』(かないばし)
江戸時代の古文書、新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふうどきこう)には、「慶長年間に金井杢之助(かないもくのすけ)が二ヶ領用水に架かるたもとで一家諸共処刑された金井事件があった」との記載があります。
この事件について村人々は悼み、金井杢之助をこの地に埋葬し手厚く供養しました。

現在、川崎市中原区宮内4丁目31番には、


『金井観音』(かないかんのん)が建立されています。


〜宮内歴史ガイド〜
『金井観音』(かないかんのん)
解説版の左下にQRコードが取り付けられています。
〔解説〕
その後..
この辺りに、白蛇が頻繁に出没し村人を悩ませていました。
しかし、「白蛇が出ることは、むしろ吉兆な知らせだ」と考えるようになり、寛政4年に嶋田太良右衛門(しまだたろうえもん)と石井勘左衛門(いしいかんさえもん)という人か、府中街道沿いに面するこの地に

「祠」

観音様を建立し金井杢之助を祀りしました。
ある日、生麦の魚行商人が足を負傷してしまい、

この観音様に祈願するとたちどこりに治ってしまった」という伝説があります。
足にご利益がある観音様と親しまれ草鞋(わらじ)が供えられるようになりました。
続く!
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撮影協力 宮内歴史ガイド委員会 様
KATG事務局
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地域の宝
〜宮内歴史ガイド〜
part4
『金井観音』(かないかんのん)
【所在地】
〒211ー0051
川崎市中原区宮内4丁目31番
に祠が建立されています。
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